チケット入手困難な『最後の晩餐』を見る方法！！(2019年11月更新)
一度はその目で見てみたいレオナルドダヴィンチの傑作「最後の晩餐」しかしながら、この壁画がある教会が老朽化のため１日の入場制限を行なっており、入場チケットの入手が困難となっております。そんな「最後の晩餐」を見るための3つの方法をご紹介したいと思います。(2019年11月更新)
「最後の晩餐」の概要
世界遺産 イタリア（ミラノ）「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会（最後の晩餐）とドメニコ会修道院」
最後の晩餐はイタリア語で"Cenacolo Vinciano"や”Ultima cena”と呼ばれています。レオナルドダヴィンチが描いた「最後の晩餐」という意味で"Cenacolo Vinciano"と呼ばれることが多いです。この壁画は美術館ではなく、「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」にあります。
方法1. WEBサイトから購入する
https://cenacolovinciano.vivaticket.it/index.php?wms_op=cenacoloVinciano#
最後の晩餐のチケットオンライン予約ができるwebサイトは多く存在します。「last supper ticket」や「cenacolo vinciano biglietti」と検索すると多くのサイトが出てきます。しかしながら、多くのサイトが他の美術館との複合チケットであったり、団体チケットを扱っています。その中で、公認された正規チケットで「最後の晩餐」の入場チケットを扱っているのが上記リンクの「Vivatickets」です。「cenacolo vinciano vivaticket」と検索しても出てきます。
1.サイトにアクセスすると左上で英語かイタリア語の言語選択ができます。
2. 希望日にチケットが予約できるかカレンダーでチェックしてください。
予約カレンダー
私が確認した時は、1ヶ月先は予約ができる日がありませんでしたが1週間後や2週間後に予約可能日がありました。キャンセルが出て反映されているようですので、こまめにチェックすると良いかもしれません。
3. 時間を選択すると、「Price selection」のページに進みますので、「Register もしくはSign in」をして希望のチケットを選択してください。
※上下に2つの同じ値段表がありますが、上が普通の入場券、下が解説付きと解釈しています。
※大人普通 10ユーロ+2ユーロ(手数料)となっています。学生や18歳以下の方は無料で入場できますが、チケットが必要なため0ユーロ+2ユーロ(手数料)となっております。
2.「GET YOUR GUIDE」の団体ツアーに申し込む
次に紹介するのは、高いお金を払っても前日、当日の予約でもほぼ確実に見に行ける方法です。get your guideは民間ガイドや、個人ガイドと旅行者をつなぐプラットフォームサービスです。こちらでは多くの「最後の晩餐」のガイドツアーが用意されており、前日や当日の予約でも参加可能なことが多いです。基本的には英語ガイドとなり、料金も40ユーロとなっています。
3. 早朝に行き、キャンセルチケットを手に入れる
最後に紹介するのが、一か八かチケット売り場が開く朝早くにキャンセルチケットを手に入れる方法です。8時15分から開場するため、7時すぎから当日券を狙って待っている人も多いようです。意外とこの方法でチケットを入手できた人が多いようなので、試してみる価値があると思います。
※ 2019年11月現在、観光シーズンでない平日などでは、8時前に行くことで当日券が比較的簡単に手に入るそうです。しかし時間を指定することはできないので予約していくことをオススメします。
アクセスと見学方法
地下鉄や鉄道主要駅であるCadorna駅から徒歩7分ほどです。
奥に見える建物がチケットオフィスです。予約した場合もチケットを受け取るために行く必要があります。8時前後では当日券を待つ列がありますが、予約した場合は並ぶ必要はありません。当日券を待つ場合は、係の人が「予約なしの受付を行う」と呼びかけるまで待つ必要があります。
予約した方は、メールを見せるとチケットをもらえます。時間の10分前に入り口に集合してと言われます。
荷物がある場合はチケットオフィスにあるロッカーに預ける必要があります。自分で決める電子キーのロッカーがあるので、コインは必要ありません。光が点滅していないロッカーを見つけ、荷物を入れます。次に「ロックされた鍵のマーク」を押した後に好きな4桁の数字を入力後「ENT」を押すとロックされます。開ける際は、「ロックが開いている鍵のマーク」を押した後に先ほど入力した数字を入力後「ENT」で開錠されます。
時間は15分間で15名ほどずつ入ります。ビデオ撮影とフラッシュは禁止ですが、撮影はできます。入場制限があるため、混雑せずゆっくりと楽しむことができます。
ぜひミラノ に訪れた際には、見に行きましょう。以上、今回は最後の晩餐のチケット入手方法を紹介しました！
