ミラノ工科大学 大学院正規留学 到着後にすること
「到着しても入学手続きに、滞在許可申請に大忙し!」(到着後手続き)
今回は到着後の手続きを紹介します。
滞在許可書
滞在許可書についてはこちらのサイトにうまくまとめられているのでご覧ください。
滞在許可書のポイント
- まずは郵便局にてキットをもらう必要がありますが、この時にできれば予備のキットももらいましょう。
- 郵便局員は人・場所によって対応が様々です。学校近くの郵便局がおすすめ。
- 許可書受け取りのクエストゥーラ(警察署)には早めにいきましょう。待たされます。自分が滞在する最寄りの場所になります。
- クエストゥーラの提出物は全てコピーも持参しましょう。いらないといっても、原本だと受け取ってもらえないことがあります。
- 受け取りまで2ヶ月ぐらいかかります。入国後90日後にまだ許可書がない場合でも、申請中を証明できれば出入国できるそうですが、入国拒否された例もあるそうです。
- 日本のように手軽に印刷できません。印刷は学内のコピーショップもしくは近隣の「スタンプショップ」にusbを持って行く必要があります。できる限りの書類は日本で印刷しておきましょう。
入学手続き
到着後にすべきことはミラノ工科大学のこちらのサイトにまとめられています。
- 滞在許可書の申請
- 健康保険の申請 (事前に民間保険に加入していれば関係なし。ただし、イタリアの国民皆保険制度を利用したければ、新たに申請可能)
- 個人課税番号(codice fiscale)の習得 (ビザを発給した際に自動的に割り当てら得ています。下記のサイトより確認できます。)
名字(COGNOME)
名前(NOME)
性別(SESSO)
出生地(LUOGO DI NASCITA)「GIAPPONE」と入力
州(PROVINCIA) 何も入力しない
生年月日 (DATA DI NASCITA)
- 授業料の支払い(オンラインサービスより支払えます。もしくは銀行振り込み。)
- 入学手続き (学生オフィスに出向き、呼び出しチケットを取り待つ。指定された書類を提出して終了。卒業証明書や成績証明書などは日本の大使館・領事館に等価証明されている必要があります。下記リンク)
翻訳や内容、学士レベルなどの互換性が正しい(等価)であることを証明するものです。原本に印が押されて、その説明書類が発行されます。日本で忘れずに行いましょう。万が一忘れていた場合でも、日本国内代理人に手続きしてもらうことは可能です。
- 授業登録(STUDY PLAN)の提出 (オンラインサービスより行います。忘れると授業が受けれないので必ず期限までに行いましょう)
- オリエンテーションへの参加 (初めの週にオリエンテーションが行われます。必ず参加しましょう。クラスメイトと会うのもここが初めてとなります。)
携帯電話の契約
iliadをおすすめします。店舗や駅などの自動販売機で気軽に契約できます。パスポートとCodice Fiscale (店舗であれば店員さんが調べてくれます)が必要。日本でSIMフリーの携帯
を用意しましょう。
現地銀行の開口
ミラノ工科大学では学生証が、プリペイドカードの機能を持っています。学校内にある銀行で口座開設できます。しかし、手数料や手続き、利便性があまりよくありません。現在は多くのオンラインバンクがあるのでそちらを利用しましょう。上記の記事にも書きましたが、特に「N26」をおすすめします。海外送金は「Transferwise」、キャッシングは「マネパカード」など手数料を抑える方法を探しておくことが重要です。
公共交通機関の年間パス購入
ミラノでは「ATM」と呼ばれる公共交通機関があります。(お金を引き出すATMは「BANCOMAT(バンコマト)」と呼ばれてます) 市内の地下鉄・バス・トラム・電車が乗り放題になる年間トラベルチケットの購入をおすすめします。
年間チケットの買い方
- 主要駅にある「ATM POINT」で申請用紙を入手。
- 証明写真や申請料を準備して再び「ATM POINT」へ。
- チケット番号での呼び出しを待って、窓口で申請。その場で発行されます。
ミラノ地下鉄の基本情報はこちらをご覧ください。
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