ワインは何本まで買っていい?帰国する際に注意したいお土産ルール
イタリアから日本に帰る時に注意したい税関・免税のルール。情報が多くややこしいですよね。税関のルールに明記されていなくても、航空法や食品衛生法によって機内持ち込みや輸入が規制されているものもあります。せっかく買ったのに没収されたとならないように事前に確認しておきましょう。今回は基本的な情報をまとめておきます。
※詳しい情報は以下の公式サイトから確認してください。
1.税関手続きについて
海外旅行を終えて、日本に帰ってくる機内で渡される「携帯品・別送品申告書」。簡単に言うと、危険なもの違法なものを持ち込んでない。免税範囲を超える品物を持っていないと宣言する紙になります。
お土産に関して注意するべきこと
- 偽造品やワイセツ物を持っていない。(禁止)
- 医薬品、化粧品は数量に限度あり。1品目24個以内が目安だが明確な基準なし (制限)
- 肉製品、野菜、果物、米 (制限) ※「3.食品の輸入に関して」で説明します。
- 酒類は3本まで。760ml /本 (免税範囲)
- たばこ 400本 (免税範囲)
- 香水 2オンス(免税範囲) ※コロンやオードゥトワレは対象外。
- 20万以上の物品(免税範囲)
引用元
https://www.customs.go.jp/kaisei/youshiki/form_C/C5360r.pdf
2. 機内持ち込み、預け入れ荷物について
旅行の際に荷物は大きく分けて2つあります。
「機内持ち込み」… 機内に自分で持ち込む手荷物や小さなスーツケース等。
「お預け手荷物」… チェックインの際に航空会社に預ける荷物。
「機内持ち込み」禁止のもの ( =預入荷物はOK )
- ナイフ、ハサミ、バッド等の凶器になりうるもの
要するに、危ないものダメ
「お預け手荷物」禁止のもの ( = 機内に持ち込めばOK)
要するに、燃える原因になるものダメ
両方禁止のもの
- スプレー缶
- 花火
- 漂白剤やペイント剤 (まぜるな危険系)
要するに、爆発しそうなものダメ
引用元
https://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000004.html
3.食品の輸入に関して
サラミは持って帰れるのか?チーズは持って帰れるのか?気になる方も多いと多います。
検疫所によると肉製品ダメ。乳製品、魚OK。果物や米は国や物による。
※ もちろん輸入申請がある肉製品などは大丈夫です。一般的な旅行者についてです。
※ 生きた魚はダメです。
また検疫所2019年4月22日から海外からの肉製品の持ち込みに対して対応を厳格化したことを発表しました。以前までなら、バレたらその場で任意放棄すれば良い。と考えていた方もいるかもしれませんが、輸入申告のない持ち込みに対して罰則の対象となることを警告しています。
おいしいサラミや生ハムを家族に食べて欲しい気持ちはわかりますが、検査証明書のない全ての肉製品(加工済み、調理済み関係なし)は日本へ持ち込むことができません。諦めましょう。
その代わりにチーズや魚の缶詰などをお土産にしましょう。
以上、今回は帰国する際に気になる、これは持って帰れるのかな?について簡単にまとめました。ルールが変更していることもあるので、気になる方は上記の公式サイトより正確な情報を調べましょう。