イタリアでなんかしてみる

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イタリア映画 不朽の名作5選

今回は絶対に観るべき名作イタリア映画を紹介します。

1 「ニューシネマパラダイス (New cinema paradise)」


映画「ニュー・シネマ・パラダイス完全オリジナル版」日本版劇場予告

1988年公開

中年を迎えた映画監督が、映画に魅せられた少年時代の出来事と青年時代の恋愛を回想する物語。感傷と郷愁、映画への愛情が描かれた作品である。  

イタリア映画で一番に思い浮かぶ人も多いはずです。南部イタリアのイメージと、イタリアの人や家族のつながりを感じられる作品です。何かに夢中だった子供時代。大人になって観ると胸の奥がが熱くなる、そんな映画です。

 

 

2 「ライフイズビューティフル (Life is beautiful)」


ライフ・イズ・ビューティフル - 予告編 (字幕版)」

 1999年公開

第二次世界大戦下のユダヤ人迫害を、ユダヤ系イタリア人の親子の視点から描いた作品である。 第51回カンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞。

名作中の名作。涙なしには観られない作品。ユダヤ人迫害という重いテーマを扱っているのですが、戦争映画が苦手な人でも見れる悲劇の中にある優しさを描いた作品です。

 

 

3 「ローマのアメリカ人 (un americano a Roma)」


Un americano a Roma film completo

1954公開

この映画はアメリカ化の風刺で構成されており、「イタリアの自己識別の進化におけるマイルストーン」と呼ばれていました。

 

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街のパスタ屋でよく貼られているこのイメージは映画のワンシーンです。アメリカに憧れるイタリア人を描いたコメディ映画です。

 

 

4「女性上位時代」


LA MATRIARCA (1968) Con Catherine Spaak - Trailer Cinematografico

 1967年公開

20代で夫を失った主人公は、夫が密かにたのしんだサディズムマゾヒズムの世界を経験すべく、分厚い専門書を買い込み、傾倒していくのであった。

60年代のイタリア映画はホラー&エロスの時代でした。そして多くの有名女優を生み出しました。こちらの映画はカトリーヌ・スパークが主演を務め、SMを題材に男女社会を描いた作品です。

 

 

5「君の名前で僕を呼んで


映画『君の名前で僕を呼んで』日本語字幕付き海外版オリジナル予告編

2017年公開

イタリア・フランス・ブラジル・アメリカ合衆国合作の青春映画。両親と共に北イタリアの別荘で一夏を過ごしている17歳の少年、エリオ。彼は他の同年代の子供に比べて、文学や古典に親しみ、成熟した知性豊かな子供に成長した。教授のアシスタントとして別荘に招待された課程論文を執筆中のオリヴァーだった。エリオは、自信と知性に満ちたオリヴァーを、はじめは嫌厭するものの、徐々に彼に対し抑えることのできない感情に駆られていく。『君の名前で僕を呼んで』は、そんな2人に与えられた6週間の、情感と情熱溢れる恋模様を描き出す。

 

番外編

「ベニスに死す」


『ベニスに死す』予告編

1971年公開

 アメリカ資本のイタリア・フランス合作映画。監督はルキノ・ヴィスコンティ。カラー、シネスコ、131分。テーマ曲にグスタフ・マーラー交響曲第5番・第4楽章アダージェットを使用し、マーラー人気復興の契機となったことでも名高い。

 

超絶美少年で有名なこの映画。最近公開された「ミッドサマー」のおじいちゃんが、この超絶美少年を演じたビョルン・アンドレセンが主演していることで話題になりました。

togetter.com

 

 

 「アイリッシュマン」


『アイリッシュマン』最終予告編

 

NETFLIXで観ることができるこちらの作品。監督はマーティン・スコセッシ、主演はロバート・デ・ニーロアル・パチーノが務めた 話題作です。ロバートデニーロの名演が光るノンフィクション作品を題材にした長編映画です。

 

liveinitaly.hatenablog.com

 

 

以上、今回はイタリアを舞台とした不朽の名作を紹介しました。イタリア映画は年代によって特徴が大きく異なるので時代ごとに様々な作品を観るのもいいかもしれませんね。また語学の勉強にもおすすめします。