イタリアでなんかしてみる

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AlessiのMuseum & Factoryへの行き方

Alessiの工場見学

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あまり知られていない上に、ミラノから少し遠いこともあり情報がなかったので書いておきます!

場所 : The Alessi Museum, 28882, Via Privata Alessi, 6, 28887 Omegna VB
日時: 火曜日~土曜日 9:30~18時 月曜日 14:00~18:00 日曜定休 
*事前予約必要*
Tel: 0323 868611

Alessiについて 

www.alessi.com

2021年に100周年を迎えるイタリアのデザイン・プロダクト ブランド、アレッシィ。世界の著名な建築家、デザイナーとの協働は、「アート、デザインと産業が手を携える」という、現社長アルベスト・アレッシィのヴィジョンを具現化しています。

 

アレッシィ家族によるキッチンやリビング用品のイタリアブランド。歴史は3世代に分類できます。

1920~40年: Giovanni Alessiによる創業、工房経営期。

1950-60年代: Carlo & Ettore Alessiによる外部デザイナーとの協働期。

1970年代: Alberto Alessiによる工房から工場へ変革期。

 

 

バウハウスの機能主義が全盛期の時代に、その対となる「遊び心」をテーマに数々のイタリアデザインの代名詞となるなプロダクトを生み出してきた。

 

行き方と内容 

①まず鉄道で、MILANO CENTRALE からVERBANIA PALLANZAまで。時間は1時間15分。料金は片道9.20euro. コモ湖のほとりを電車で通ります。
事前に上記のサイト、もしくは駅の発券機でopen ticketとして購入可能。
 
②駅に到着後、バスに乗る。Verbania Ferroviaから Crusinallo Ferroviaまで20分ほど。片道2euro.
 
バス停で降りて、すぐ横の小道を道なりに進むと着きます。帰りはこのバス停の右斜め向かい少し離れたところに駅に戻るバス停があります。(本数が少ないため注意) 私は9時半にMILANO CENTRALEを出発して、11時頃に到着。2~3時間滞在後、18時頃に戻ってこれました。
 
工場内の案内、社員食堂で昼食、その後アーカイブミュージアムの解説を受け、隣接のアウトレットショップに訪れました。工場内、アーカイブは撮影禁止でした。

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ショップの2階の展示スペース

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食堂
こちらのブログでアーカイブの様子が見れます。

主に形成作業と最後の研磨作業がこの工場では行われており、作業工程を間近で見ることができました。力を使う仕事を男性、検品を女性と典型的な作業工程でした。ブランドの質を守るために人と製品の距離が近く、伝統的な生産過程でもありました。アーカイブではプロダクトごとにプロトタイプから全ての過程が棚に陳列されていた。またひとつの同じブランドとは思えないほどに、製品の種類が多くいかに外部のデザイナーと協働してきたかよく分かリました。アクセスは悪いが、外部には非公開のプロトタイプなども手にとって見ることができるため訪れる価値ありです!